書物としての新約聖書

初版第1刷、1997年1月
第13刷、2010年6月10日、勁草書房、8000円(税別)
A5判706頁+索引等39頁

 第9刷以降、特に変更はなく、同じものの重版です。

 今のところ、この本については特に申し上げることはありません。(もっとも、もしかすると、このサイトの次の更新時に、いくつかの滅茶苦茶な書評に対してものを申し上げるかもしれませんが。)

 最も重要なことは、この本は「新約聖書概論」の序説にすぎない、ということです。つまり、序説だけでは仕方がないので、本論をもって完成するものです。という次第で、今、本論部分の執筆で悪戦苦闘しています(多分『事実としての新約聖書』という表題で発行すると思います)。本を書く仕事って、体力を必要とするので、きついですね。何だか、年柄年中疲労がぬけず……。
 『新約聖書・訳と註』 全6巻のうち半分仕上がったら、いったんこちらに移って、『概論』 の本論の方を完成しなければ、と思っていたのですが、やはり同時進行は体力的時間的にほとんど無理なので、ともかくまず 『訳と註』 を先に完成させることにしました。 それだけでも、大変な労働ですので。

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